しばらくして夫がNICUの先生から聞いたおまめの状況を説明してくれた。
何らかの原因でお腹の中で心拍が停止して、緊急帝王切開をした。
自発呼吸が見られず気管内挿管をした。
脳にダメージを受けてる可能性が高いので低体温療法をすぐ始めた。
その他、身体の一部に奇形があることなどを聞かされた。
先におまめに会いに行って撮ってくれた写真を見せてくれた。
口には挿管チューブが入っていて、頭にはボクシング選手のヘッドギアみたいな装具、全身に色々なものが付いている息子を見て正直、最初どう思ったかは覚えていない。
というか…
嬉しい気持ち、可愛いと思う気持ち、悲しい気持ち、悔しい気持ち…
どれも当てはまらない…
無の感情だった。
その時はただひたすら生きててよかった…
としか思えなかった。
私には母性がないのか…と少し悲しくなったのを覚えている。
ごめんね。本当にごめんね。とにかくみんなに謝りたかった。
私がおまめに会いに行けたのは産まれて3日目だった。