この前、ちゃまくんは突然「ウェーイ、ウェイ」と泣きました。
えっ????!?!!??
声出た!!??!?
え???
先生から気切をしたら声は出なくなると聞いていたのでとっても驚きました。
しかも奇跡的に動画が撮れたのです!!!もう何百回も観ています(笑)
どうしたのぉ~?声出たのぉ~?とちゃまくんに聞いてみたのですが、その後は無視です(笑)
看護師さん曰く、気切をしていても器用に声を出す子もいるとのこと。
ちゃまくん、君は器用に声を出したのかい?なんじゃい、可愛すぎるじゃないか♡♡
それでは、ここからは気管切開と声について書きます。
気管切開については以前軽く書きました。↓ ↓ ↓
肺からの空気が声帯を震わすことで音が出ます。振動数によって音の高さを変えられます。しかし、声帯で作られた音はそのままでは声にならず、口腔内で音を共鳴させ、舌や唇、歯や鼻を使って言葉を作り、声が発生します。
声帯は気管切開部よりも上にあります。気管切開をしてそこに気管カニューレが挿入されると、そこよりも上に空気が流れず声帯を震わすことがないため、声が出ないと言われています。
ちゃまくんが声を出せたのは、本来気管切開部に出るはずの肺からの空気が気管カニューレの隙間を通って声帯に辿り着いたのでしょうね。
それで唇やら舌を使ってうまく声になったのでしょう。確かに奇跡的に撮れた動画のちゃまくんは唇をイーッと動かしながらウェーイって言っています。
おぉー!ちゃまくん頑張ったね♡
ちゃまくんは脳のダメージ的に声を出したり泣いたりもほぼしないだろうけど、出したい気持ちはあるのかもしれない。
出したいけど出せない。したいけどできない。したいって言えない、表現できない。
もしそうだとしたらもどかしくてたまらないだろうな。そこらへんはこれからママとパパがうま〜く読み取って言葉にして話しかけてあげるからね。
ちゃまくんの気持ちわかっているよ、と伝え続けていくからね。
しかし、カニューレの隙間を通って音を出した=カニューレがズレてる?ということだとしたら、換気がうまくいかず苦しくなってしまうこともありえる。
だからちゃまくん、ママはあなたの声が聴けてとても嬉しいけど程々でいいからね♡