脳性麻痺のちゃまくん

出産時の低酸素により重度の脳性麻痺と診断された息子 “ちゃまくん” について綴っています。

大好きな訪問看護師さん

私の大好きだった訪問看護師さんについて書きたいと思います。

 

引っ越す前の訪問看護ステーションの看護師さんです。

 

初対面はちゃまくんの退院カンファレンスでした。

 

退院カンファレンスはたくさんの方が集まったので正直その時の印象はあまり覚えていないのですが唯一覚えているのが、カンファレンス後のちゃまくんとの顔合わせの時に「あらぁ、可愛い〜♡」ととても優しい笑顔で言ってくれたことです。

 

2つの訪問看護ステーションにお世話になっていましたが、1つのステーションは来る看護師さんが毎回違ったのですが、大好きな訪問看護師さんのステーションは毎回その方が来てくれていました。

 

夫は育休中で育児や医療ケアに積極的なので、実際は訪問看護師さんが来なくても在宅生活は成り立っていたというのが現状でした。

 

それでも週1回その看護師さんに訪問看護を依頼していたのは、私の心の支えでもあったからだと思います。

 

私にとってその看護師さんは利用者(ちゃまくん)の家族としても、看護師の先輩としても、とても信頼できて尊敬する人です。

 

私たち両親の思いや医療ケアの仕方を尊重して下さり、必要時適切なアドバイスをくれる。

 

決して余計なことは言いません。(これ結構重要だと思います)

 

看護って結構口や手を出しがちなところがあると思うんですよね。でも相手をよく見て見守ることも大事なんです。(看護師として自分がそれをできていたかは自信ないのですが…)

 

自分の親が離れて暮らしていたこともあり、親のような温かさでとても安心感がありました。

 

ちゃまくんに関して心配なことを相談するのはもちろん、嬉しいことや楽しかったこともその訪問看護師さんに伝えたい!と思うのです。

 

どこかに遊びに行って良い写真が撮れたら、夫と「〇〇さんに見せたいね!」と言った会話が自然に出るくらい私も夫もその訪問看護師さんが大好きでした。

 

その看護師さんは自身の入院のため引越し直前の訪問はお休みだったのですが、なんと引越し当日の朝「今、駅のホームに向かっています」とメールが来たのです。

 

最後に会えると思っていなかったのでとてもとてもとても!言葉に表せないくらい嬉しかったです。

 

駅のホームで姿を見た時は走っていってハグをしてしまいました。嬉しさのあまり涙も出ました。

 

自身の身体も万全ではないにも関わらず来てくれたこととても感謝しています。

 

このブログはきっと知らないし見ていないと思いますが…

 

ちゃまくんが退院してから引っ越すまでの10ヶ月間、不安でいっぱいだった私たちを支えてくれて本当にありがとうございました。こんなに信頼できる看護師さんに出会えて幸せです。ずっとずっと大好きです♡♡

 

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