脳性麻痺のちゃまくん

出産時の低酸素により重度の脳性麻痺と診断された息子 “ちゃまくん” について綴っています。

ちゃまくんの頻脈は脱水が原因だった!?

先日ちゃまくん発熱と脈拍が190を超えて治らなくなってしまい、深夜2時に緊急入院しました。

 

夕方ウトウトし出すと脈拍も落ち着くのですが、それまでずっと頻脈(140〜160)で吸引祭りの日々でした。

 

入院する前しばらくこの状態が続いていて、私も少し精神的に疲れていました。

 

主治医にも相談し、自律神経異常の可能性があるので頻脈が続くようなら使ってと頓用でダイアップを処方してもらいました。

 

二度ほど使用しましたが、低用量だったこともあり効かず。

 

訪問診療の先生にも臨時で診てもらい、脱水の可能性を指摘され水分補給の指示をもらったりしたのですが、脈拍190超えは見ていて辛く可哀想だったので入院した時はホッとしました。

 

入院し、点滴で水分補給と、入院時のレントゲンで軽度の肺炎もあったので抗生剤と、喘息も出ていたのでステロイドの投与が始まりました。

 

日に日に症状は落ち着いていき、一週間で退院できました。

 

脳性麻痺では自律神経異常で脈拍が上がってしまう子は結構いるようです。

 

自律神経異常で頻脈になりやすい上に脱水症状を起こしていてより頻脈になってしまったのかもしれません。

 

脱水症状を起こした原因として考えられるのは喘息ではかはかしていたことや、発熱唾液の量が最近多かったことなどがあります。

 

今思えば、当時、朝起きた時いつもはパンパンのおむつがパンパンになっていなかったなと。

 

もっと早く気付いて水分補給をしてあげればよかったです。

 

退院後もやはり少し脈拍は上がりますが、上がっても130台なので様子を見ています。

 

昼のラコール後の頻脈が目立つので、ダンピングなどの可能性も考慮し、ソリタを食前に落としてみたり、昼のラコールだけ半固形ラコールにしてみることになりました。

 

半固形ラコールは液体ラコールと成分は全く同じですが水分量が少ないので、一日200mlソリタ水を追加することにしました。

 

半固形ラコールのメリット
  1. 胃食道逆流による逆流性食道炎誤嚥性肺炎を軽減できる
  2. 瘻孔からの漏れ、スキントラブルが防止できる
  3. ダンピング症状や下痢の防止につながる
  4. 投与時間が短縮できる

 

などがあるようです。

 

ちゃまくんの食後の頻脈が、自律神経異常が原因であった場合、半固形ラコールにしたところで解決にはなりませんが、誤嚥性肺炎を軽減できるところや投与時間が短縮できるというところはちゃまくん含め私達にとっては大きなメリットです。

 

なので、とりあえず4回中1回のみですが、半固形ラコールを試してみます。

 

少しでもいい方向に進みますように☆

 

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