母乳が出るしくみ
赤ちゃんが生まれるとプロラクチンというホルモンが分泌され、これによって乳房にたくさんの血液が流れ込み乳腺で母乳がつくられます。
それと同時にオキシトシンというホルモンも分泌され、乳腺でつくられた母乳を乳頭へと押し出します。
プロラクチンの濃度は産後2時間くらいをピークに減っていきますが、その後は赤ちゃんが吸いついたときに濃度が上がるようになっています。
産後数週間は、赤ちゃんが吸いついて乳頭を刺激すればするほどプロラクチンの分泌量が増え、母乳の生産量も増えます。
母乳は血液から作られている
プロラクチンの分泌量が増えると、乳房の毛細血管にたくさんの血液が流れます。その血液を材料に母乳が作られます。
よって私のように出産時に大量出血し貧血の場合は出血量が少なかったママよりも母乳が出にくくなるそうです。
母乳を増やすためにやっていること
乳頭を刺激する
ちゃまくんは嚥下機能に障害があるため直接授乳ができず、おっぱいを吸ってもらうことはできません。
赤ちゃんにたくさん吸ってもらって、乳頭を刺激することで母乳は増えるので、助産師さんが何度も来て乳頭マッサージをしてくれました。
産後5日目に初乳0.2mlをちゃまくんに与えることができました。
身体を温める
入院中は助産師さんが足湯をしてくれたり、ホットパックを胸や背中に当てに来てくれました。
退院してからは、入浴後に搾乳をするなどして身体を温めてから搾乳するようにしています。
外出から帰宅し、身体が冷えたまま搾乳した時にいつもよりも母乳が出なくて何でだろうと思ったことがありました。
すぐに身体をストーブで温めたらいつも通り出ました。身体を温めると母乳がよく出るということを実感しました。
水分をたっぷり摂る
入院中から1日2Lは飲んでねと助産師さんに言われていました。入院中は他にやることがあまりなかったのでなんとか2L飲めていました。
しかし、退院してからはやることが増えて自然と水分摂取も少なくなってしまいました。
すると右肩上がりで増えていた母乳量が停滞してしまいました。
助産師さんに水分!水分!言われたことを思い出してからまた1日2Lを目標に水分摂取を心がけたところ母乳量はまた右肩上がりに増えていきました。
白米をたくさん食べる
ネットで「母乳 増やす」などで検索しまくった時にふと目にしました。
白米を食べる!
元々太りやすい体質のため白米はお茶碗小盛りが習慣になっていました。
しかし、その日から白米をお茶碗大盛り食べるように心がけています。そのおかげかはわかりませんが、少しずつ母乳量は増えています。
たんぽぽ茶を飲む
最近また母乳量が増えないなぁと思っていた時、妊娠中にお友達に頂いたたんぽぽ茶の存在を思い出しました。
母乳がよく出ると噂のたんぽぽ茶!
気持ちの問題もあるかもしれませんが、たんぽぽ茶を飲み始めてから母乳量がまた増えた気がします!
たんぽぽ茶って何?たんぽぽの味!?それって苦いじゃん!!って思っている方もいると思います。実際私もそう思っていたので存在を忘れていたのが正直なところです。たんぽぽ茶をくれたお友達にごめんなさいm(_ _)m
実際は全然苦くないし、特にクセも感じません。普通に飲みやすいです。今ではホットでおいしく飲んでいます。
たんぽぽ茶を飲み始めてから本当に母乳量が増えたし、おいしいしこんないいものない!って思っています。
今のがなくなったら買い足そうと思っています。
母乳量が増えず悩んでいる方がいたら試してみる価値はあるかと思います。
まとめ
赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうことができない搾乳だと授乳よりも母乳量を増やすことに苦労するかと思います。
特に私のように貧血や体質で母乳が出にくい方もいます。
そんな時は母乳にいいとされることをいろいろと試してみて自分に合った方法を見つけてみて下さい。
いろいろと試しているうちに楽しくなっている自分がいました(^^)最近母乳増えてきたよ~と夫と喜びを分かち合うことが幸せです。
これからもちゃまくんのためにいろいろと試して頑張りたいと思います!