脳性麻痺のちゃまくん

出産時の低酸素により重度の脳性麻痺と診断された息子 “ちゃまくん” について綴っています。

初めてのレスパイト入院

ちゃまくん退院して約一か月半。初めてレスパイト入院をしました。

 

レスパイトとは

「一時休止」「休息」という意味です。レスパイト入院は介護者の日々の疲れ、冠婚葬祭、旅行などの事情により、一時的に在宅介護が困難となる場合に受け入れてくれる期間を設けた入院のことで、介護者の負担軽減(息抜き)を目的としています。

 

よってちゃまくんに何かあって入院となった訳ではなく、私たち両親の休息のための入院です。預かり入院ということです。

 

ちゃまくんはとっても元気なのでご心配なく

 

元々3月に予定が入っていたため、退院する時に事前にレスパイト入院の予約を入れてもらいました。

 

しかし、今回コロナウイルスの影響で予定していた用事が中止となったため家でじっとちゃまくんの帰りを待つことになりました。

 

ちゃまくんは夜寝てくれます。寝ていれば唾液もあまり出ないので吸引も必要ありません。なのでそこまで寝不足ではないし、レスパイト入院も中止にしようかとも思ったのですが、この際入院してもらって少し身体を休めることにしました。

 

2泊3日でしたが、送迎のない中日は起きている時間の方が少ないくらい寝ました(笑)

 

ちゃまくんの変化や苦しいサインを見逃してはいけないこの状況に無意識に疲れが出ていたのでしょうね。

 

そしてしっかり者で頑固の夫にまた何か言われる…というプレッシャーもそれなりに辛い…(´;ω;`)ウゥゥ

 

それはさておき、やっぱりちゃまくんが家にいないことが寂しくて寂しくてずっとちゃまくんのことを考えていました。

 

ちゃまくんの布団のにおいを嗅いでみたり、ちゃまく~んと呼んでみたり(笑)

 

夫と「今頃何してるかな?起きてるかな?泣いてるかな?」とずっと言っていました。

 

やっぱりちゃまくんが家にいないのは寂しすぎます!!

 

でも、これからちゃまくんが大きくなっていくともっとお世話が大変になると思うので、その時にうまく息抜きができるようにならなくてはいけないなと思います。

 

寂しいけど休息も必要だと割り切ってレスパイト入院をうまく取り入れていきたいです。

 

とりあえず、身体も休められたし、ちゃまくんの大切さを改めて実感もできたレスパイト入院となりました。

 

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少し話は変わりますが、今回入院する前に訪問リハビリの先生にレスパイト入院をすると具合悪くなる子が2割くらい、いや…もう少しいるかなと言われました。

 

え…?そうなの…!?

 

ということで入院中、ちゃまくんの緊張を少しでも少なくするため自宅に近い環境になるようにすることと、いつもの習慣を継続できるよう努めました。たった3日間ですが(^^;)
 
  • いつもおててを繋いでいるぬいぐるみを2つ持参
  • いつも使用しているタオルケットと枕を持参
  • レンタル病衣ではなく私服を持参
  • お風呂が好きなので入れてほしいことを伝える
  • 心拍数があがる時は抱っこしてほしいサインであることを伝える

 

今回はこんな感じで入院させました。レスパイトを経験する度にしてあげられることがわかってくると思うので学んでいきたいと思います。

 

ちゃまくん特に具合悪くなることなく無事帰宅できたので安心しました♡

 

ちゃまくんおかえり~♡♡♡

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