脳性麻痺のちゃまくん

出産時の低酸素により重度の脳性麻痺と診断された息子 “ちゃまくん” について綴っています。

まばたきできない子がなりやすい目のトラブルと対策

ちゃまくん1ヶ月くらい前から上下瞼が赤くなったり引っ込んだりを繰り返していました。

 

ここ1週間くらいで赤い腫れが引かなくなり、段々腫れが大きくなってきたので急遽眼科に行ってきました。

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簡単に言うと、麦粒腫か霰粒腫とのこと。

 

感染兆候があるのでおそらく麦粒腫だろうとのことでした。

 

通常まばたきをすることで目の乾燥予防の脂質が流れるらしいのですが、まばたきができない子は流れないので瞼にその脂質が詰まってしまうことで腫れてしまうそうです。

 

要はニキビのようなものらしいです。

 

治すには切開するらしいのですが、こういう子は上記の理由から再発を繰り返してしまうので、もぐらたたき状態だそう。

 

叩いても(切開しても)、また別の穴からもぐらが出てくる(別のところにまたできる)。

 

放っておいたらそのうち治るけど年単位だと思ってと言われました。

 

そして念のため眼軟膏処方されました。

 

目の中に直接入れちゃってとその場でちゃまくんの目に眼軟膏を入れてくれました。

 

結構な量入れていました。この写真くらい入れていましたが、実際はこの倍入れてもいいと言っていました。

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本人嫌で白目になっちゃいました(笑)

 

そして、コツとしてはゆっくり丁寧に入れるのではなく、下瞼を下に軽く引っ張りサッと高速で入れることだそうです。

 

その方が本人の痛みと違和感が少ないらしいです。可能なら本人が寝てる時に入れてあげたらベストかなと。

 

とりあえず1〜2週間眼軟膏入れてあげたら今より腫れは落ち着くと思うから、残りの軟膏を取っておいて、また再発したらその残り使って!と言われました。

 

あ、そんな軽い感じでいいんだ!と思ったら気が楽になりました。

 

そして、どうしても再発を繰り返してしまうこの目のトラブルですが、再発を防止する方法を教えてもらいました。

 

とても簡単!

 

まばたきを人工的にさせてあげること。もしくは顔を拭く時に目のまわりをよく拭いてあげるだけでいいそうです。

 

大人が美容目的で目のまわりをマッサージするイメージです。

 

そうすることでまばたきすることで流れる脂質を流してあげられるそうです。

 

しかし実際、重心児を育てている親は医療ケア等が多く、目のマッサージまで手が回らないのが現状だそうです。

 

そのため、この症状を繰り返して受診する人が結構いるそうです。

 

生死に関わらないことってどうしても後回しになっちゃいますよね。

 

でも再発を少しでも減らせるならやります!毎日起きた時と寝る前にお顔を拭いているのでその時に目のマッサージやります!

 

もし同じような症状のお子さんがいらしたら眼科受診とともに目のマッサージ一緒に頑張りましょう(*´꒳`*)

 

 

 

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